2007年9月10日月曜日

長野

川は石のにおいがした

雨続きだったけど最終日は晴れた

二日めの朝の散歩で視線を感じたので振り向いたら気絶するほど可愛い、毛のふわふわした小鳥が茂みの中から私をじっと見ていた
黒いつぶらな目めがまばたきなんてしていて
こっちはたまらなく泣きそうだ


私はどうしてわざわざ東京にいるんだろうかと思っていた


三日目の朝の散歩で視線を感じたので振り向いたら切株に顔があった
キノコだった


黒い蛙も 美味しそうな蛍光緑のイモムシも
シャクトリ虫もいた
蛾は銀色
月は明るい
星も霧吹したみたいにたくさんある

私はちょっとわかったことがあった

目がみるときをとめて
夏は涙は閉じ込められたまま

グズの私に幸せ以外見せちゃいけん


好きな女の子たち
猫のように完璧な生き物
女の子について
告白すると
私は女の子といると思春期の少年のような気分になる
だから素敵な女の子に囲まれていると気恥ずかしくなる自分だけ女の子らしくない気がする

家で一人でいて顔を洗ったあとの顔を鏡でみたときだけはは小綺麗なお嬢さんの気分になり 嬉しい肌色っていいなって思う


山でもなとかりんちゃんが作ってた花かんむりが可愛くてもって帰った
もうみんな枯れたけど 小さい黄色い花はいつの間にか綿毛に変わり
これまた可愛くて今はお皿に飾ってる

あと
こうちゃんの字はすごくいい。というのを発見した
うらやましい
字にはそのときの気持ちが表れると思う


写真はテラの部屋

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